google tag

My Soundcloud Channel --- Testing :D

Sunday, November 30, 2008

今日のソーラー電波時計のバッテリー交換のナゾ

注)Ni-Cd, Ni-MH 電池は使い方を誤ると発熱、発火の危険があります。以下の記事は自己責任による修理、改造になり、万が一事故が発生してもすべてが自己の責任となります...
---
どんよりとした日が数日続いたある日、帰宅してふと壁に書けてあるソーラー電波時計をみると、表示が消えていた... どうも電池が放電してしまった様である。

この時計を買ったのは2006年3月だった。 天気がよければちょっと暗いが読書は出来る程度のあかるさ、天候が悪いと照明が必要、そういうカーテン閉め切りの、平日は無人の部屋 だから元々充電量は少ない。経年でソーラーパネルの効率が落ちたのか、充電池が若干へたったのだろうか、日照時間が減って気温が下がってきた最近になって、電力不足に陥ったという事なのだろう。

しばらく明るい窓際に置いておくと表示が復活したから、完全に死んでいるというわけではなさそうである。ただ、自動で時刻の同期は成功したが、日付までは同期しない、など不安定だ。



CITIZEN 8RZ004-B19


とりあえず中を開けてみた。 充電池はボタン型の、タブのついた基板実装用が使われているのだろう、と想像していたのだが、意外にもAAAタイプ(単四)が一本、電池フォルダーに収まっていた。


これはラッキーというか、良心的な設計だと思う。基板実装用だと、部品として入手するのが大変だ。近所の量販店などには普通置いていないからね。充電池は消耗品だから、いづれは交換することになるわけだけれど、簡単に入手できなきゃメーカー送りで、それなりの修理費がかかるだろう、だったら買い替えた方が...という判断になってしまう。 ソーラー式で電池要らず、はエコかもしれないが、そういう面の落し穴があると言うことである。これが、本機の様に汎用の単四タイプが使われていると、(自己責任の上で)修理交換が安く簡単に行える。

--
と言う事で、メーカーは良い顔しないだろうが、勝手に電池を交換して様子を見る事にする。
新しい電池は自己放電が少なく使いやすいという評判のEneloopにしてみた


左がオリジナルのPanasonic製、
(機器内蔵用で電極のポッチがない)

右が交換した単四のEneloop



なんの問題もなくピッタリと収まる。Eneloopは販売時点で充電完了になっていてそのまま使える、とうのがもう一つのウリなのだが、交換後スイッチONでさくっと時刻、日付の同期が完了した...


---
と言う事で、しばらく様子を見る事にする。結局充放電の収支がどうなるか、という事であり、電池を換えたからといってそれが改善するかどうかはわからない。

---
2012/6/12 追記

曇天や雨が続いた最近になって、また同様の症状が出た…この記事から3年半以上経つわけだが やはり昼間無人でカーテン締め切りの部屋で使用、という条件では充放電の収支がマイナスということだろう。しかしさすがeneloop、自己放電が少ないのでオリジナルのNiMHよりは長く持った、と言うことが出来る。

という事で eneloopを取り出して充電して元に戻した。
この機種は簡単に充電池を取り出して充電したり交換したり出来るのが美点だ...
これでまた3年ぐらいはもつのかな...
---
2016/04/13 追記

再度電池が切れかけてたので充電済みのものと交換した。
やはり充放電の収支が微妙に赤字の様だ
---
2020/08/28追記
またまた要充電状態になったので充電した。
4年に1度のサイクルということになる。